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2006.10.12

10月のえいがにっき

今回のネタ…「ワールド・トレード・センター


今回はあからさまにネタバレです。ご注意ください。




えーと。この映画、実は「警官隊がビルの中で人を助けてステキに大かつやく」なお話だと思ってたんです。

…全然違いますたゴメンナサイ。警官隊、映画始まって30分で瓦礫に埋もれます。んで、後の大部分、瓦礫の下の男2人の会話及び残された家族の姿が描かれるのです。意外に地味な話でした。
でもこれ、冷静に考えるとけっこーすごい。瓦礫の下の会話で時間を感じさせずに1時間以上繋げるなんて、相当ハイレベルの演出と演技が必要ですよ。地味だけど地味にすごいです。
あと、地味地味言ってますけど、ビルの崩落シーンとか瓦礫とか、現場の直後の様子とかの、臨場感ある描写はすごいです(個人的にはこういう描写をもう少し見たかった…)。

ある意味、先月の「ユナイテッド93」と対極のつくりですね。最初の30分で最大のカタストロフィが起こる「WTC」と、終盤30分で一気に畳み掛ける「UA93」。また、演出も終始三人称な「UA93」と一人称的な「WTC」と、何となくお互いを意識しているかのような部分を感じます。
そんなわけで、ひとつの物事を多面的に描くことの興味深さを知ることができた点でも、有意義な2本でした。ここはやはり両方観たほうがよいですよー。

なお、好みは人それぞれでしょうが、突き放した演出が好きな点と、のりものがキーポイントとなる点で、個人的には「UA93」に1票…です。

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